地方創生プロジェクトPROJECT
~ 再生建築は街の活力に ~
地方が抱える問題
少子高齢化、人口流出、市街地の空洞化、空き家など地方が抱える問題は多種多様です。街を歩いても昼夜問わず人通りは少なく、活気が失われています。古い建物が立ち並ぶ市街地は空洞化していき、土地が購入しやすい郊外で新築住宅や商業施設の需要が高まり、更に市街地が空洞化していくといった負のスパイラルに陥っています。
光へと導く出会い
地方創生を真剣に考えるきっかけとなった出会いがありました。それは長年その場所で小さな個人レストランを経営している店主との出会いです。「気分転換で店でも模様替えしてみてはどうか」とそこの店主ではなく、ご兄弟の方からの依頼でした。 そして、店の改装工事を行いリニューアルオープンしました。その後、何度か足を運んでいるうちに店主が「なんか店がきれいになったら、急に仕事にやる気が出てきたよ」この言葉に喜びと感謝の気持ちと共に実感したものが、地方創生の光です。地方創生に不可欠なもの、それが「そこに住む人々のやる気と元気」です。
再生建築が作り出す地方創生
地方創生の課題は化石と化している建物とそこに暮らす人々の活気を再生させる事と考えます。建物に手を加え新しい価値と共に再生させるリノベーション。建物に新しいニーズを導くコンバージョン。そして、そこに暮らす人や利用する人の活力。再生建築が創り出す無限の可能性が地方創生を導くと考えます。業種の相乗効果を生む施設。サークル・憩いとして人々が集う場所。暮らしを夢のように変える住まい。そこには人々の垣根を越えた共同体が生まれ、唯一無二の建築を創り出し、多くのモデルが街を活性化させていく。アールプランが目指す地方創生プロジェクトです。