住宅リノベーションHOUSING RENOVATION

近年増えつつある中古住宅。そんな中古住宅を新築時以上の機能・性能を持たせ再生させる。現在住んでいる家も、これからの家庭環境に合わせて、快適な暮らしへと変化させていく。


「リフォーム」と「リノベーション」の違い

ニーズに合わせて再生・変更を可能にするのが住宅リノベーションです。リフォームとリノベーションの違いは、リフォームは古くなったものを交換や直すといった新築時に戻すという意味合いがありますが、リノベーションは機能や性能を入れ替え、今まで以上のものとして住宅再生させ、新たな価値を創り出す事を目的としています。


リノベーションをする際の重要ポイント

リノベーションする上で重要なポイントがあります。以下の5つの要素によって、中古住宅に価値と性能をもたらす事ができます。

1.断熱性能

中古住宅で一番懸念される部分が、寒い・暑いといった季節感が直接響く断熱性能です。この部分は住んでからでは工事が大変な部分なので、それ以前にやっておきたい工事です。

1.断熱性能

2.設備配管の更新・メンテナンス

設備配管の対応年数は一般的に約30年と言われています。この部分は全て入れ替え、更にメンテナンスをできる状態にしておくことが重要です。かつての住宅はメンテナンス性があまり考えられていなかった為に、万が一漏水などが起きた場合は、直す事も大変ですが、場所を特定する事ですら容易ではありませんでした。

2.設備配管の更新・メンテナンス

3.耐震性能

現行の建築基準法(1981年)以前の建物やそれ以降の建物でも構造材の腐食やシロアリ等の被害を受けているケースがあります。この部分は的確な補強を行い、改めて建物全体としての強度を見直し、補強を行う事も重要となってきます。

3.耐震性能

4.省エネ性能

現在のシステム設備機器や給湯器などは省エネ化がかなり図られています。節電、節水の商品はもはや当たり前の性能となっています。それらを入れ替える事は快適さと共に、住宅としての価値を高める事につながります。

4.省エネ性能

5.意匠性

住宅リノベーション、最大の見せ場です。新築では土工事、躯体工事といった見えない部分に多くのコストを費やします。リノベーションはすでにあるものを使用するので、そういった部分のコストをデザインにかける事が出来ます。

5.意匠性

住宅リノベーションにおける「メリット」・「デメリット」

■ メリット『中古住宅を購入してリノベーションを行えば、新築住宅を購入するよりコストが抑えられる』

例えば…

  • 【40坪の新築住宅計画の場合】土地費800万円 + 建物費2400万円合計3200万円
  • 【中古住宅リノベーション計画の場合】土地・建物費900万円 + フルリノベーション工事費1500万2400万円

あくまで平均的な価格帯でのシュミレーションですが、確実にその差は生じます。また、建売住宅と比較してもコスト的には同等に抑える事ができます。建売住宅は間取りが決まっていますが、中古住宅リノベーションはある程度まではご要望に応じた間取りを計画できる事もメリットになります。


■ デメリット『間取り・立地条件の制約』

すでに建てられているものなので、立地条件を変更する事は出来ません。したがって、リノベーションにおける建築的な手法で立地に関する問題を解決しなければなりません。また、間取りの変更はある程度は可能ですが、構造的な観点から制約が入る場合があります。


このようなメリット・デメリットを考慮してお客様にご提案します。


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当社では不動産業者と連携をしてご要望の条件に合った物件探しからお手伝いをいたします。また、不動産購入前に概算見積もお出しできますので、トータル的な資金計画をする事が出来ます。近年、空き家問題が社会問題としてあります。中古市場は今後更に増えていく状況にあります。しかし、それをストックし再生させる事は地域社会問題を解決し、環境問題を通じても貢献していくことになります。
アールプランは中古再生事業を通して地方創生に努める企業です。