BEFORE

店舗併用住宅の焼肉屋だった場所を居住スペースする計画です。

AFTER

LDKを中心とした間取りで、アンティークな趣を表現したデザインとしました。

BEFORE平面図
以前客席の一部だった場所はヨガ教室として利用をしていました。

AFTER平面図
厨房部分と客室の一部を居住スペースに変える計画をしました。

無機質な空間にサーモウッドの手洗カウンターがあるトイレ

LDKのシンボルとなるモルタルのキッチン

BEFORE写真

2階が住居、1階が店舗の店舗併用住宅で、以前はお父様が焼肉屋を営んでいましたが、ご依頼時は年齢の為閉店をし2階の住居部分で生活をし、1階店舗の一部を使い今回の依頼主である娘様がヨガ教室をやっていました。
お父様はこの建物に長年そこで商売と生活を共にした思い入れがありました。
そして、しばらく使用していなかった焼肉屋の厨房、客室の一部を今回リノベーションし娘様夫婦がお父様と同居する為に今回の計画が始まりました。

長年使用していなかった厨房にあった問題

シロアリによる被害。
湿気などの影響もあり、1階の小屋梁までシロアリの被害が確認できました。
柱はこのようにもはや機能していないものもあり、改修部分の半分以上にシロアリが回っている状況でした。

父親の思い入れのある建物を蘇らせる

シロアリ被害による補強を行い、更に耐震改修と併用しました。
断熱材改修も行い居住空間として性能を向上させました。
これにより、建物が住まいとして蘇ります。


ファサードの玄関部分はコンクリートのポーチと板金素地波板のシンプルなデザイン


玄関は壁、床をモルタル仕上げとし、収納・飾り棚を合板による造作のデザイン
この合板が居住スペースへ展開していきます。


ヨガ教室も一部を直しました。
エントランス部分やヨガグッズのおける商品棚を計画しました。


LDKへつながる扉
木の風合いを最大限に表現した建具
下の方には猫が通れる猫穴


扉を開けると広がるレトロなLDK空間


木の中で過ごせるリビング


ここでは合板を正方形にカットして変化を付ける為に市松柄を表現しました。
その中に、思い入れの建物を支えていた梁を現しました。


主寝室にも合板アクセント


落ち着いたデザインのサニタリー




当初の計画ではここまで合板や木を使う予定ではなかったのですが、お客様が見ているうちに「かわいらしくて愛着がわいてくる」との事で計画が飛躍していきました。
小物や雑貨でインテリアを変化できて、思い入れのあった建物はこれからまた新しい思い入れが詰まっていきます。


そしてヨガ教室もリニューアルオープンです。


作りながら楽しんでいくリノベーションによって、ここから新しい生活が始まります。
それは家にいつまでも思い入れを持ってもらうためのプロジェクトです。

平成29年2月完成
工事期間:約5ヶ月